テレワークをすると家が仕事場になる分、部屋のレイアウトをどうすればいいのか悩みますよね。
それが二人になるとさらにどう仕事するのがベストなのか、悩むポイントになると思います。
我が家は夫婦2人でテレワークをする機会も多く、色々試した末に今の間取りに落ち着いたのでご紹介したいと思います。
ちなみに我が家は2LDKで大人2名、子供2名の4人家族です。
テレワーク部屋のレイアウト
現在のレイアウト解説
現在のテレワーク部屋の実際の写真はこちらです。
テレワーク用のデスクは両方壁側を向いて設置しています。
まだ子供が幼く、自分の行動の良し悪しを判断できない以上、高価なPC類をおくテレワーク部屋への侵入はして欲しくないため、テレワーク専用のスペースを本棚とベビーゲートで作り、子供の侵入を防いでいます。
実際のレイアウトを図示するとこのような形になります。
左側の余ったスペースは、主に夫の購入した懸垂バーがスペースをとっています。
あとは子育て系の大きいもの(ベビーカーやストライダー)を置いているスペースになります。
テレワークスペースとしてはまるまるこの部屋を使いたいものの、子供たちの侵入を防ぐベビーゲートの都合上テレワークスペースとしての区画は右半分だけとなっています。
ただ、実際に使ってみるとそこまで圧迫感はなく、お互いに快適に使うことができています。
ポイント1:机は横並びにしない
元々は一つの長い机を使って横並びになってテレワークをしていました。
しかし、横並びで仕事をしていると、会議中の相手の声が響き会議していない側にとって騒音になってしまっていました。
背中合わせでの間取りに変更してみたところ、今まで気になっていた相手の会議音声がそこまで気にならなくなりました。
壁に反射して多少聞こえはするものの、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンで小さい音でバックサウンドミュージックを流していれば全く気になりません。
また、音の問題のほかに、常に相手が見えるわけではないので気が散らないというメリットがありました。
隣だった時にはお互いに意識し、集中しきれないことも多々ありましたが、相手が見えなくなることで自分の世界に入りやすくなります。
おかげでテレワーク中の集中力が上がり、作業効率もかなりあげることができるようになりました。
2人でテレワークをしていて、スペース的に部屋を分けることができない場合の間取りは、机は隣り合わせではなく背中合わせでの机の配置がおすすめです。
ポイント2:椅子は背もたれがないものを選ぶ
オフィス用の椅子といえば、通常大きい背もたれがあり、かつ座面も広いものがほとんどだと思いますが、いざこの椅子が家に来たらその大きさに驚くことと思います。
私も会社から拝借した会社用の椅子を使用していた時がありますが、この椅子があると存在感がすごいことに。
オフィス用の椅子は、オフィスの広い空間だからこそ、あそこまで目立たずにいることができるんですね。
じゃあ家では何を使うべきか?という問いに対しては、「背もたれがない椅子にする」というのが私の出した結論です。
背もたれがないだけで、狭いテレワークスペースもスッキリしてます。
また、電動昇降デスクとの親和性も高く、使わない時でも机の下に置いておけば邪魔になりません。
背もたれがなければ、お互いの椅子同士がぶつかり合うということもありません。
背もたれがない椅子だと疲れないの?と思う方もいるかもしれませんが、背もたれがあると、家だとリラックスし過ぎてしまいます。
会社で多少リラックスしてしまっても、周りの人の目があるのでそこまでだらけてしまうことはありませんが、家だとリラックスしたタイミングで、スマホなどに手が伸びがちです。
そうすると、作業に戻ってくることすら困難な状況になってしまうわけですね。背もたれがないと、そもそもリラックスし過ぎてしまうこともありません。
どうしても疲れてしまった時は、いっそのこと仕事スペースから移動してしまえばいいのです。
ちなみに、私が使用しているものはシューメーカーズチェア。お尻の形に椅子が造形されているので、座っている時のフィット感は抜群です。
夫が使用しているのはバナンスシナジーという椅子です。こちらは、骨盤を立てて座ることができるようになっており、また適度にグラグラして腰回りの筋肉が適度に動いて腰痛予防となるようです。
ポイント3:仕切りは高さがないもので仕切る
我が家では、テレワークスペースを仕切るものとして本棚とベビーゲートを設置しています。
いずれも高さは80cmほど。
本格的なパーテーションを設置することも考えましたが、そうすると部屋自体が完全に分割されてしまい、8畳スペースだと4畳+4畳というようにさらに狭い印象を与えてしまうことになります。
元々1つの部屋として使う想定で作られている家ですので、部屋自体が分割することを想定されていません。そのため、エアコン(空気の循環)や窓からの日照を考慮が必要になります。
それを解決するのが、背の低い間仕切りです。
背が低い間仕切りを用いると、私たち自身の意識としては専用のスペースが確保されていますが、空気の循環や日照の観点から考えると1つの部屋としての機能を活かすことができています。
将来予定している間取り
我が家の子供たちはまだまだ小さく、1人で寝ることがないので家族の寝室として今は使用しています。
しかし、将来的には子供達にも個室が必要になるため、子供部屋と大人部屋が分かれる想定です。
そうすると、今子供達の部屋で寝ている我々のベッドが、今のテレワーク部屋に移動するというレイアウトを考えています。
そのため、将来的には下記のような間取りをイメージしています。
子供が大きくなればベビーゲートは不要になると思いますのでベビーゲートはなくし、それでも本棚での仕切りは継続して、仕事スペースと寝室を分ける構図にする予定です。
まとめ
テレワークをする人が二人いると間取りには多く悩むことになると思います。
私たち夫婦も何度も模様替えして今のレイアウトに落ち着いていますので、自分の家にあったベストな間取りをぜひ見つけて欲しいです。
個人的なポイントはすでに紹介しましたが下記です。
- ポイント1:机は横並びにしない
- ポイント2:椅子は背もたれがないものを選ぶ
- ポイント3:仕切りは高さがないもので仕切る
他の記事でもテレワーク中の工夫などをご紹介していますので、ぜひそちらも覗いて行ってみてください。