【電動昇降デスク】FlexiSpotのE7proとE7Hを実際に使ってみた比較レビュー

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電動昇降デスクのフレキシスポットの中でバリエーションが豊富なE7シリーズですが、その中でもE7proとE7Hは特に似た特性を持ったデスクです。

今回は我が家でE7proとE7Hの両方を購入し、実際どんな違いがあったのかをレビューしていきたいと思います。

我が家でのE7proとE7H設置状況

我が家でFlexiSpotを選んだ理由はズバリ、コの字型の足をしているからです。E7proとE7HはFlexiSpotの中でもコの字型の足をしているモデルになります。

コの字型の脚のメリットは、他のモデルと比べると部屋に設置した時の圧迫感がなくなるという点です。実際に我が家でのFlexiSpotの設置状況を見てみましょう。

手前がE7H、奥がE7proになります。

こう見るとぱっと見の違いはわかりませんね。

このように、狭いスペース(約3畳ほど)に2台設置しています。

写真だとかなり狭く見えるかもしれませんが、実際に使っているとそれほど圧迫感なく使用できています。コの字型にすることで、テーブルの足が壁側にあることでより足元の空間に余裕が生まれ、圧迫感を減らすことができています。

では、なぜ我が家ではE7proとE7Hをあえて分けて購入したのか?それを次の章で説明していきたいと思います。

E7proとE7Hの違い

E7Hは最新モデルで、E7proと比較すると機能や性能はほぼ同じです。

その中で、明確な違いがあるなと感じている点は下記の3点です。1点ずつ解説をしていきたいと思います。

  • 昇降範囲
  • 耐荷重
  • 配線回り(ケーブルトレイ)

昇降範囲

昇降範囲とは、テーブルの上下の可動範囲のことを示しています。電動昇降デスクですので、座った時と立った時にそれぞれ自分のベストな高さで作業ができるというものです。

E7HとE7proの昇降範囲は下記の通りです。

  • E7H :63.5~128.5cm
  • E7pro:60~125cm

この昇降範囲が我が家が電動昇降デスクのモデルを分けた理由になります。

座った時のベストな机の高さは、身長から算出できます。私の場合は、オフィスコムのHPから算出してみました。

電動昇降デスクの昇降範囲は天板の厚さを考慮していません。天板の厚さは純正のメラミン化粧板で2.0cmになりますので、昇降デスクの机の高さは+2cmと考慮する必要があります。

私の身長が160cmのため、理想の椅子の高さは40cm、机の高さは67cmです。

天板の厚さも考慮するとE7Hだと理想の机の高さにはかなりギリギリとなってしまったため、E7proを私は購入しました。一方夫は私よりも身長は高いため、E7Hでも問題ないということでE7Hを購入しています。

耐荷重

E7Hでは大幅に耐荷重が向上しています。

  • E7H :160kg
  • E7pro:100kg

デスク上でこんなに耐荷重必要?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、耐荷重は大きいに越したことはありません。

デスク周りの天板の重さも混みですので、大きいサイズの天板で硬めの素材の木の天板にすると、天板の重さは20kgを超えてきます。また、デスクトップを複数台置いたり、デスクトップを置くためのアームを取り付けたりと、色々つけて行くうちに思ったよりもデスク周りは重くなっていきます。

その上、デスクにもたれかかったりして自分の体重も追加されることを考慮する必要もあります。

私のように、天板がメラミン化粧板で、机の上にデスクトップは1台しか置いていない使い方をしている場合は100kgでも十分ですが、デスク周りにこだわりを持って色々と取り付けたい場合は、E7Hがおすすめです。

配線回り(ケーブルトレイ)

E7Hでは、公式に配線周りの改良が記載されてあります。これが地味にE7Hにしておけばよかった!と思うポイントです。

E7Hで実際についてくる配線周りのパーツは下記の通りです。

  • ケーブルトレイ
  • マグネット付きケーブルカバー
  • 面ファスナーとケーブルクリップ

実際に我が家のデスクのケーブル周りをお見せしましましょう。

E7H

E7Hでは、ケーブルトレイは被せる形式ではなく、後乗せができるタイプになります。さらには、ケーブルカバーもマグネット形式で足に取り付ける仕様になっており、圧倒的にこちらの方が配線周りの見栄えはよく、後から修正もしやすく作られています。

E7pro

E7proはケーブルトレイはあるものの、六角ネジによる開け閉めが必要かつ、下からカバーを被せる形式なため一度机を起こして使用し始めると、追加で電源ケーブルを足すといったことが大変難しくなります。

おまけにスペース的な余裕もないため、このケーブルトレイの外にコンセント類をまとめる場所が必要になります。私の場合は、マグネットタイプの冷蔵庫につけるトレイ(tower)を使って増設しました。

増設はできるものの、やはり見栄えという観点だと圧倒的にE7Hの方が片付いて見えます。

ちなみに使っているマグネットトレイはこちらです。思ったよりも磁石は強力で、これだけコンセントを入れても落ちてきませんでした。(PCのアダプタも収納されています。)

私と同じようにケーブル収納に困っている方はぜひ試してみてください。

使用感の違い

昇降範囲とケーブルトレイ

約半年使っていますが、使用感で大きな違いは今のところ感じておりません。電動昇降デスクの操作感や昇降速度は変わりませんので、使っている分でストレスを感じるところもありませんでした。

私の場合、昇降範囲の問題からE7HではなくE7proを購入しましたが、実際に使用してみると昇降幅の一番低いところよりも10cm以上は高い場所で使用していました。

理想の机の高さは、椅子の高さも関係してくるため、普段少し高めの椅子を使用している私は昇降デスクでも一番下を使うことがなかったです。(そう考えるとE7Hにしておくべきだった)

私よりも身長が低い人(特に身長150cm以下の人)はよりE7proを考慮に入れるべきですが、家にある椅子の高さも影響してきます。通常の椅子の高さであれば、座面が44cm前後に作られていることも多く、その時点で理想の机の高さは71cmとなりますので、E7Hでも全く問題ない高さになります。

使用感に直接影響してくる部分ではありませんが、上述の違いの通り、ケーブル周りの環境は圧倒的にE7Hの方が配慮がされていて、ストレスなく使うことができます。

ちなみに、耐荷重は今のところ100kgでも私は全く困っていません。ディスプレイ1台だけなら十分無性能です。

E7Hの不満点

今までE7Hをほめてきてしまっていますが、一点不満があるとしたら下記の点です。

  • 純正のメラミン化粧板を取り付けると壁にピッタリくっつけられない。

純正のメラミン化粧板の裏にはネジ穴が複数箇所開いていますが、そのネジ穴の位置通りに組み立てると壁と4.5cmの結構目立つ隙間が開いてしまっています。

この隙間からたくさんケーブルが出てきている状態なので、せっかく下側で綺麗にまとまっていたものが横から見ると若干煩雑に見えてしまいました。

E7proに関しては、隙間なく設置することができる仕様になっています。壁側にピッタリくっつけられるとスッキリ差が段違いなので、ここはちょっと残念ポイントでした。

まとめ:買うならE7Hがオススメ!

今回は、E7proとE7Hの比較をしてみました。総合評価としては、お値段は少々上がるものの、買うならE7Hがおすすめ!

女性だとE7Hだとちょっと座高が高すぎる懸念がありましたが、実際に使ってみるとE7Hでも全く問題なく使うことができました。

身長がかなり低い方や子供でない限りは、E7Hを使用しても全く問題はないと思います。

FlexiSpotは定期的にセールをしていますので、セールのタイミングを狙って買うのがおすすめです!

セールのタイミングは、アマゾンや楽天のセールタイミングと被ることがほとんどですが、公式サイトでは会員限定のセールも定期的に実施しているようです。

この機会に是非ゲットすることをお勧めします!

ちなみに、E7proは公式サイトのみの販売ですのでご注意ください。

著者プロフィール
さんた

現在0歳と2歳の子供を育てるIT企業勤めの在宅ワーカー。
子育てと仕事、今は「しなければならない」ものを
どっちも「やりたくてしかたがない」ものに変えれるように日々模索中。
模索の中で得られたチップスを共有していきたいと思いブログを始めました。

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