【テレワーク】テレワークしているパートナー(夫・妻)が家事しなくてイライラする時の対処法3選

仕事

テレワーク中、パートナー(妻、夫など)が家にいるにもかかわらず家事を全く手伝ってくれなくてイライラする、、そんな不満を抱えている方も多いのではないでしょうか?

かくいう私もそうでした。夫と私の2人とも家にいるのに、家事をしているのは私ばかり。

溜まっていくフラストレーション、そして爆発して喧嘩するということを何度も繰り返し行ってきました。

今回は5年以上、夫婦でテレワークをしてきた私がやってみた対策をご紹介したいと思います。

ちょっと強気な対策も多いので、ここまでじゃないにせよ参考になれば嬉しいです。

ちなみに今回の対策は、「相手が家事しなくて困っている(イライラしている)人」向け、かつ自分もテレワークの人向けです。

対策

対策1:相手の昼ごはんは作らない

テレワーク中に相手に家事を期待しないとして、ではテレワーク中に発生しうる家事に対してはどう対応するのかを考えていくと、「昼ごはん」をどうするのか問題が勃発します。

会社に行っているときは、社食や外食、お弁当を買ったり外で済ませている方も多いですが、家にいるなら家で食べていいよ、ということにしている方も多いのではないでしょうか?

実はこれ、家事をする側には結構なストレスになってしまっていますよね。

コロナ禍におけるストレスの上位には、食事を3食作らなければならないということだそうです。

元々自分1人だったら超適当なご飯で済ませていたのに、パートナーに作らないといけなくなると普通に料理をしなきゃいけなくなります。

ですので、テレワークの時のお昼ご飯を作るのは断りましょう。

たかが一食、されど一食。一食くらい作ってよって言われるなら、一食くらい作ってよと言い返してやってください。夫婦仲はこういう些細なことが蓄積して不満につながります。この昼ごはん問題はある意味その代表格と言っていいんじゃないかと思ってます。

それでも昼ごはんを作ってと言われるなら、普段お昼ご飯に支払っている額と同等の金額をいただきましょう。

ちなみに精神科医で何冊も本を出版している樺沢紫苑先生も、「今日がもっと楽しくなる行動最適化大全」という本の中でこう書いています。

家で昼食を取ると、「午後の仕事のパフォーマンスが上がらない」だけではなく、「妻の家事とストレスを増やす」など悪いことだらけです。

今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 樺沢紫苑著

譲歩案:一緒に昼ごはんを作る

もし相手があなたと一緒にお昼ご飯を取りたいと思っているなら、そのときは一緒にご飯をつくってあげましょう。もちろん片付けまで一緒にやるのがセットです。

もしくは、一緒にお散歩がてらお昼ご飯を買いに行くのもおすすめです。

テレワーク中はどうしても引きこもりがちになってしまうので、2人で一緒に行くと散歩中の会話も弾んで仲良く過ごせますし、気分転換にもなっておすすめです。

対策2:自分も家事はしない(もしくは、最低限必要なことだけする)

あなたもテレワーカーなら、あなたも家事をするのはやめましょう。

前提と対策1に通じるところはありますが、テレワークは「仕事」であり、仕事中の相手に家事をすることを期待するなという原則はあなた自身にも当てはまります。

私もテレワーク中に多くの家事をこなそうと躍起になっていた時代もありました。

気が付いたら家事を片付けることに意識が行ってしまってテレワークに集中できなくなってしまったり、オンとオフの切り替えがうまくできなくなったりしてしまいました。

しかし、さらにこの点において良くなかったのは、「自分がしているから」という理由で相手にも同等の家事をすることを要求するようになっていたという点です。

そうすると、どんどん相手に求めるものが高くなり、結果お互いに不満が溜まって爆発し、喧嘩になったことも何度もありました。幸いにも私たちは話し合いの末、仲直りができましたが、その時に出た結論は、「お互いにテレワーク中に家事はしない(最小限だけにする)」でした。

では最低限の家事とはどこなのかというと、私にとっては「子供たちの晩ごはん」だけです。これだけはテレワーク中にある程度仕込んでしまわないと、理想の時間に寝かしつけまで辿り着かないのでやることにしました。

このように、子育てや私生活が忙しいとたくさん家事をこなそうと考えてしまいますが、最低限の家事を見極めて厳選して取り組むようにしてみてください。

自分も最低限の家事しかやらないので相手に家事を求めることもなく、イライラがかなり減ります。

対策3:自分の分だけ家事をやる

しかし、家にいる以上洗濯などのいくつかの家事は、日中帯に片付けてしまいたいものもあるかともいます。そういうときは、必殺、「自分のだけやる作戦」です。

洗濯なら自分の分だけ、片付けるなら自分のところだけなど、家事をやる際は自分の分だけ行い、相手の分の家事をやらないようにしてください。同棲していると往々にして母親になってしまうことも多いですが、少なくともパートナーの母親ではないです。

私は今でも平日は自分の分だけ洗濯をして干しています。

夫はどうしているかというと、休日にまとめて自分で洗濯を回しています。洗濯という家事でも、自分の分しかやらないと思うだけでかなりストレスが減ります。

一緒に住んでいるとついつい一緒にやった方が効率がいいからと家事をしがちですが、別に一緒にやる必要はどこにもありません。掃除機がけは自分が使うところの気になるところだけかければいいし、(子供がいない場合は)ご飯だって自分の分だけ作ったっていいはずです。

相手にイライラしすぎてしまった時の対処法

物理的に視界に入れないようにする

姿が見えなくなるだけでかなり効果は減ります。私は育休中で相手が仕事をしているときは、物理的に扉を閉めてしまっていました。そうするとお互い1人の時間ができて、冷静になれてきます。

音楽をかける

相手が会議中で音声がうるさくて気になる場合は、Youtube等でバックミュージックを流しましょう。カフェで流れているような音声が入っていない音楽を流せば、それほど会議の音声に混じって邪魔になることはありません。

ノイズキャンセリング付きのイヤホンを使うと相手が出す雑音すら聞こえないので、1人の世界に没頭できます。

最終手段:自分が家にいないようにする

もはや最終手段ですが、自分が家にいない時間を作りましょう。近くを散歩するでもいいですし、カフェに行くもよし、実家が近くなら実家に帰るでも良いと思います。

とりあえず家から離れるのが一番です。おそらく今、あなたは頑張りすぎていて、相手への期待も裏切られて悲しく、心が限界に近づいてきているんだと思います。

そういうときは1人で冷静になる時間が必要です。思い切って外に出てリフレッシュをしてきてください。

イライラしないための考え

テレワークとは「仕事」であることを理解すること

何言ってるんだと思っている方も多いかもしれませんが、まず認識してもらうべきはこれです。

家にいて、仕事をしている様子が目に入っているからこそ、その仕事の姿勢に疑問を感じている方もお多いかもしれませんが、多くのテレワークしている人は家にいるからと言って遊んでいるわけでもなく、ちゃんと仕事をしています。

テレワークなので基本パソコンに向かって仕事をしている方も多いかもしれませんし、中には誘惑に負けてスマホをいじっている方もいるかもしれません。

しかし、相手は本来は仕事をしていなければならない時間だということを理解してあげてください。基本的にテレワークをしているからと言って、普段と仕事量が変わるわけではないです。

サボっている場合も、本人は罪悪感を抱いてサボっているケースが多いかと思います。そんな時に家事を依頼しても反発されるか、家事をするという免罪符を与えるだけです。

相手に家事をしてもらうことを期待しない

相手に期待をしない」というこの姿勢が一番大事です。

テレワークで家にいるからと言って、家事をしてもらえるかも?という期待を持つのはやめましょう。

人の怒りは、自分の期待を裏切られた時に一番起こりやすいです。あなたがテレワーク中に相手が家事をしないことで怒っているなら、それはあなたが相手が家事をしてくれるかも。と期待してしまっていることから起こります。

期待して裏切られて怒り悲しむくらいなら、最初から期待しないことがベストな選択です。

むしろ相手がしてくれたら「ラッキー!」という気持ちでいると、テレワーク中の家事に限らず夫婦生活が楽になっているような気がします。

自分の都合だけを考えていないか

気がつけば私も良くこれに陥ってしまっていますが、家事をしてほしいと考えている時、自分の都合だけを考えてしまっていないかを一度考えてみてほしいです。

自分が忙しいから、自分にとっては汚い状態は気持ち悪いから、自分はお腹空いているから、、、など、自分主体に考えてしまっていないでしょうか?

説法みたいになってしまっていますが、一度相手がやらないのが悪いという考えを取っ払って考えてみてみると、案外自分についても省みる機会になるかもしれません。

まとめ

今回は私がテレワークしている時に、同じくテレワークをしているパートナーが家事しない時にとってみた対策をご紹介しました。

テレワーカーという性質上、「家にいるから家事ができる」と誤解されやすいのも事実です。しかし、テレワーク中というのは「家事はできる」けど、「家事をする時間」ではないんです。

お互いにお互いの都合があるので、両方の気持ちを理解した上で、仲良く共同生活を送っていくことの参考になれば嬉しいです。

著者プロフィール
さんた

現在0歳と2歳の子供を育てるIT企業勤めの在宅ワーカー。
子育てと仕事、今は「しなければならない」ものを
どっちも「やりたくてしかたがない」ものに変えれるように日々模索中。
模索の中で得られたチップスを共有していきたいと思いブログを始めました。

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