【順天堂大学附属病院】無痛分娩出産レポ(分娩予約・通院編)

雑記

こんにちは、さんたです。

2021年に順天堂大学附属病院(順天堂医院)で出産し、現在第2子妊娠中で、また順天堂大学で分娩予定です。

順天堂大学附属病院は24時間無痛分娩ができるのが素晴らしいポイントですが、分娩予約や通院がどんな感じなのか、実際に経験してみないとわからないことが多く、かなりハードルが高かったところがあります。

そこで本ブログでは無痛分娩による出産、どんな感じなのかこれから出産を控えてる皆さんにお伝えできればと思います。

今回は「分娩予約・通院編」です。

分娩予約の制度について

順天堂大学附属病院は都内でも有数の無痛分娩を24時間実施してくれる病院ですので、大変人気がある病院です。

そのため、無痛分娩に限らず分娩は予約制となっており、割と早い段階(私の時は妊娠10週くらいで分娩予約を取ろうとすると、もう予約できない状況になっていました)で予約が埋まってしまい気がついたら順天堂大学で無痛分娩が出来ない!ということになってしまいます。

もし順天堂大学で無痛分娩をしたいなら分娩予約ができる妊娠8週で予約をとる必要があります。

無痛分娩にするかどうかは出産が近くなってから選択することができるので、無痛分娩にするか迷っている場合でもとりあえず産院として順天堂大学に決めてしまうというのも一つの選択だと思います。

分娩予約の方法

順天堂大学の分娩予約で一番簡単な方法は、順天堂大学と提携している病院で一旦診察してもらい、紹介状を書いてもらうか、その病院経由で分娩予約をしてもらうことだと思います。

順天堂大学はセミオープンシステム(病院同士の提携)を採用しており、重篤な合併症のないローリスク妊娠の妊婦さんに対して、妊婦検診をお近くの提携している医療機関で受けていただき、妊娠34週目以降から順天堂大学附属病院に通う、と言うシステムです。

紹介状を書いてもらう場合

紹介状を書いてもらってご自身で順天堂大学の分娩予約を取る場合は、セミオープンシステムで提携している病院で一旦診察し、紹介状を書いてもらうようにお願いをします。

大体の妊婦さんの初診は生理が来なくなってから1〜2週間くらいで受診することが多いと思いますので、妊娠6週くらいで紹介状を記載してもらうことになるかと思います。

紹介状を記載してもらったら、順天堂大学の産科に連絡し外来の予約が取れるようであれば予約をして順天堂大学で診察をしてもらい、分娩予約の依頼をしましょう。

順天堂大学の分娩予約は妊娠8週を超えてから出ないとできないため、分娩予約までに何回か順天堂大学に通う必要があるかもしれません。

セミオープンシステムの病院で分娩予約をしてもらう場合

セミオープンシステムの病院で分娩予約をしてもらう場合はもっと簡単です。

紹介状を書いてもらう場合と同様で、セミオープンシステムで提携している病院を受診し、妊婦健診を通じて分娩予約をしてもらうということになります。

私も2回目の妊娠の時にはセミオープンシステムで提携している病院に通院することになったので、分娩予約を病院経由で取ってもらうことができました。1回目の時は紹介状形式で分娩予約をしましたが、セミオープンの病院経由で予約する方が圧倒的に楽でした。

しかし、セミオープンの病院経由で分娩予約を行う場合は、基本的にセミオープンシステムを利用して妊婦健診を継続して受けることになりますので、もし順天堂大学に直接通院もしたいと考えている方は、紹介状を書いてもらう形式の方がいいかと思います。

通院方法(大学病院orセミオープンシステム提携病院)

上述の通り、順天堂大学で分娩する場合は通院は下記の選択が取れます。

  1. 順天堂大学に直接通院する
  2. セミオープンシステム提携の病院に通院する

2回の出産を通じて、個人的には2のセミオープンシステム提携の病院に通院することをお勧めします

理由は以下の4つです。

①大学病院は待ち時間が基本長い

大学病院の通院の特徴としてまずあげられるのは、待ち時間が長いことです。

大学病院という特性上、緊急の患者さんが来た場合外来のお医者さんは基本そちらを優先して対応します。

またハイリスクの妊婦さんを中心に治療をする方針ですので、一人ひとりの対応時間がそれなりに長いこともあります。そのため、それらが積もり積もって待ち時間が非常に長いです。

30分で呼ばれたらとても早く、基本的に45分〜1時間待ちになります。

わたしの場合は、1回目の妊娠の時には最寄が大学病院だった為、そのまま通うことに決めましたが、決める前に大学病院のお医者さんからも直接できるだけセミオープンの病院に通って欲しいと言われました。

妊娠中の通院は、妊娠初期は月に2回、中期は月に1回、後期は月に2回〜4回ととても頻度が多いです。

一方セミオープンシステムの病院に通院していた時には、基本的に予約時間での診察の案内してくれましたし、多少待つことになっても30分以内には診察を開始してくれていました。

待ち時間をできるだけ早く減らしたければ、セミオープンの病院をおすすめします。

②設備が最新な訳ではない

これは大学病院に限らないかもしれませんが、大学病院の外来で使用される機械は最新のものではありません。

診断の上では問題ありませんが、2回目の妊娠中に通ったセミオープンシステムの病院では4Dエコーがあったりして、とても鮮明に赤ちゃんの顔を見ることができました。

順天堂大学に通院していた時には、毎回想像力を膨らませながらエコー写真を眺めていたので、おなかの赤ちゃんをより鮮明に見たい方は、最新の機器を取り揃えている病院に通われた方がいいと思います。

③セミオープンでも重要な検査の時は順天堂大学で診察してもらえる

妊婦健診では、2〜3回くらい超音波健診で赤ちゃんの詳細な発達状況を確認するタイミングがありますが、この検査を行う際は基本的に順天堂大学での受診となります。(セミオープンの病院で、次回の検診は順天堂大学でするように指示があります。)

そのため、妊婦健診で重要なポイントではしっかりと産院の順天堂大学で検査を受けることができるので、セミオープンシステムを利用していても安心して診察を受けることができます。

まとめ

今回は順天堂大学附属病院の分娩予約の方法と通院についてご紹介しました。

個人的にはセミオープンシステムの利用を強くお勧めしますが、ハイリスク妊娠やその他の心配な要素が多い方でも、有事の際にも対応できるというのが大学病院最大のメリットだと思います。

特にコロナ禍での出産だった1回目の妊娠の時にはとても心強い病院でした。

妊婦さんそれぞれの事情があると思いますので、それぞれに合った病院選択・通院のためのご参考になれば嬉しいです。

他の記事で出産レポをご紹介しているので、そちらも見ていってください!

それでは読んでいただきありがとうございました!

著者プロフィール
さんた

現在0歳と2歳の子供を育てるIT企業勤めの在宅ワーカー。
子育てと仕事、今は「しなければならない」ものを
どっちも「やりたくてしかたがない」ものに変えれるように日々模索中。
模索の中で得られたチップスを共有していきたいと思いブログを始めました。

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