【モンテッソーリ】4歳からできるお手伝い3選

子育て

こんにちは、さんたです。

モンテッソーリ教育では、お家の日常動作と絡めたお手伝い(おしごと)をすることを推奨していますが、実際何をやらせたらいいの?と悩む方も多いのではないでしょうか?

今回は、4歳児でもできるお手伝いをご紹介します。

はじめに

子供にお手伝いをお願いする前に、大人の心構えとしてお話をさせてください。

子供にお手伝いをお願いすると、大人と同じスピード、正確さでできることを期待してしまいますが、残念ながらそんな簡単にはできません。

大人の数倍の時間がかかりますし、出来上がりはとても不恰好です。

しかし、子供はとっても真剣に取り組んでくれて集中力を上げることもできますし、おもちゃ遊び以外での親子のコミュニケーションにもなります。

お料理の手伝いをしてくれた時には、「これ、僕がやったやつ!!」と嬉しそうに報告してくれてご飯もパクパク食べてくれます。

子供の自己効力感・集中力の向上にもつながり、日常生活への関心を高めることができるので、大人は気長に、寛容に子供達の動作を見守りながらお手伝いをお願いしてください。

4歳の子供の特徴

4歳の子供は、理解力や認知能力が向上し、想像力が豊かになる年齢です。

この年齢の子供は、嘘をついたり、勝ち負けにこだわったり、思い通りにならないと喚いたり、指示されると不貞腐れるなど「4歳の壁」とも言われる特徴があります。

また、集団の中で「自分」が客観的に見えるようになり、「苦手」という意識が芽生える時です。

苦手なものを無理やりやらせると嫌いになってしまうので、まずは「楽しい」という感情を持たせることが大切です。

「楽しい→できた!」を繰り返すことで、苦手なものへのチャレンジする気持ちが生まれます。

さらに、苦手なものに取り組む時には、ハードルを極力下げてできるところから始めるのがポイントです。

①食事の準備

包丁で食材を切る

4歳になると、道具を使うことが上手になってくるため、包丁を使えるようになってきます。

包丁は子供の手でも握りやすく、切れ味が良いものを用意してください。特に子供用の包丁だと切れ味が悪かったりするので、ペティナイフなどでもいいかもしれません。

最初のうちは切りやすい野菜やケーキ(パウンドケーキやドーナツなど)からチャレンジするといいでしょう。

大人のように綺麗に切ることはできませんが、多少バラバラでも問題ないという気持ちで接してあげてください。

なお、刃物ですので、包丁を使う際には必ず保護者が近くにいる状態で使用するようにしてください。

また、ハサミも使えるようになるので、子供用のキッチンバサミを用意して葉野菜を切ってもらうのもいいでしょう。

フライに衣をつける

揚げ物やお肉やお魚に粉をつける際に、衣をつけるというお手伝いです。

力の入れ加減や持つところが違うと、衣が剥がれてしまうので、剥がれないように注意しながら作業をする必要があります。

ホットケーキをひっくり返す

ホットプレートで一緒にホットケーキを焼きます。この時のポイントは、子供用はヘラに収まる程度の大きさにしてあげること。

最初は大人が補助してヘラの上に乗っけてあげる必要がありますが、そのうち上手にできるようになるでしょう。

大人でもひっくり返すのは楽しいですが、子供も夢中になってやってくれますよ!

パン作り

混ぜて焼くだけのミックスを使うと4歳でも簡単にパンを作ることができます。

パンが好きな子供はとても多いので、自分が好きなパンがどのようにできるのかを知ってもらうことができるいい機会になります。

最初のうちは丸めるだけでも十分楽しいですが、ソーセージなどをトッピングしてもいいですし、慣れてきたらあんぱんなどに挑戦してみてもいいかもしれません。

パン作りは難易度を徐々に上げることができるので、親子でチャレンジするのにちょうどいいものになると思います。

皮や肉で包む

手先がだいぶ器用になってくる年齢ですので、例えば餃子を作ったり、肉巻きのおかずを作ることができるようになってきます。

肉巻きの場合は、バラ肉を用意し、包む材料を用意して大人が手本を見せてあげてください。

食器洗い

自分の食べた食器や、使った調理器具などを洗うところからチャレンジしてみてください。

食器は陶器ですので落とすと割れちゃいます。落とさないように洗わないといけないので、注意力が鍛えられるお手伝いです。

②お掃除

箒で掃く

箒でゴミを掃き、塵取りで集めるというシンプルなお手伝いです。

これを教えておけば、自分で散らかしたものを片付けられるようになり、大人のストレスもなくなります。

むしろ、「失敗しても自分でリカバリーできる」という気持ちになるのか、失敗しても癇癪を起こさず黙々と片付けたりできるようになります。

雑巾でこぼしたものを拭く

これも箒と同じように、こぼしたものを自分で拭くことができるようになります。

雑巾は子供が自分で取り出すことができるようなところに置いてあげてください。

③その他のお手伝い

花の水切り

ハサミを自分で使うことができるようになる年頃ですので、お花のお世話もお任せしちゃいましょう。

水に浸かっている茎のぬめりを落とし、ボウルに溜めた水の中でちょきんと先を切離ます。

切った茎を見せながら、お花がお水を吸い上げているということを教えてあげるとさらにいいでしょう。

特別にお花を買ってこなくても、公園などに咲くような雑草などでも子供にとっては綺麗なお花です。

自分でお花をつんでお世話をすることも、子供たちは大喜びでお世話をしてくれます!

まとめ

以上、4歳でできるお手伝いをご紹介しました。

この年齢になると、かなり大人と同じような日常動作ができるようになってきます。繰り返すうちに、どんどん大人と同じ動作に近づいてくると思うので、ぜひ率先してお手伝いをさせてあげてくださいね!

4歳以下でもできるようなお手伝いは、別のページでご紹介しているので、ぜひそちらも読んでもらえると嬉しいです!

著者プロフィール
さんた

現在0歳と2歳の子供を育てるIT企業勤めの在宅ワーカー。
子育てと仕事、今は「しなければならない」ものを
どっちも「やりたくてしかたがない」ものに変えれるように日々模索中。
模索の中で得られたチップスを共有していきたいと思いブログを始めました。

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